マレーシア旅行記:第六話

三日目 後編
一眠りしたら今夜のディナー、
海鮮料理を食べに外に出ます。

強めの雨が降っていたので、
ホテルで傘を借りて出発。
雨上がり夜道
『もうここら辺は自分の庭だからー』
とか余裕こいて目的のお店を探していたら
何故かホテルの前に戻ってました。

なにマレーシアって樹海的な場所なの?

ホテルのドアマンも
『え?忘れ物?』
みたいな顔してました。

とりあえず
『傘やっぱり要らなかったよー』
と傘を返す為に一旦戻ったアピールを
しておきました。

まだ小雨が降っていたけど。

気を取り直して再び出発。
ディナー8フードコート
なんとか目的地に着きました。

このフードコート内の
ディナー6レストラン
このお店に来たかった!
ディナー7店内
店内で席を確保したら
水族館の様な場所へ行き
食材を選び調理法を指定します。
ディナー2
ディナー3
ディナー4
きっと日本に帰って
【しながわ水族館】
とかで水槽を観てたら
この光景を思い出すんだろうなぁ
と思いながら食材をチョイス。

料理が出来るまで時間もあるので
お店の近くでやっていたバンブーダンスの
ショーを見にいってきます。
フードコート内
ディナー9バンブーダンス
『観光客向けのヌルいショーかな』
と思っていたけど、
ダンサーがパフォーマンスで放った
吹き矢が足元に落ちて来ました。

後ろ上部の壁を見ると
無数の穴が空いてるの。

全然ヌルくない。
命を賭けてるんだ。
客が。

そうこうしてるうちに料理が出てきたらしく
席に戻ります。
ディナー11カニチャーハン
カニチャーハンがすげぇ美味しい!
チャーハンの限界値の壁を軽く超えてきた。
『これはもうチャハーンだな』
と何故か確信。
ディナー10ロブスター
続いて出てきたロブスター
ディナー12カニ
カニの豆板醤揚げ
ディナー13星班
そして星班のスチーム!
全て別次元レベルで美味しかった!!

特に星班がビックリするくらい
美味しくて。

美味しすぎて
『なんだオマエすげぇなぁ』
と話しかけてしまいました。
食材に語りかけるのは人生初の体験。

日本に帰って父親(中華料理人)に聞いたら
『あれは高級魚だぞお前』
と言われました。

確かに食後に料金を見たら
このお魚だけ良いお値段でした。

さぞ名のあるお方だろうとは思ったけど
まさか高級魚様だったとは。

気安く話しかけててゴメンなさい。

あとカニ!
脚を割るのにペンチ
(カニと写真写ってるやつ)
みたいな道具を使うんだけど、
ビックリするくらいにカニが
飛び散るので本当にビックリしました。

周りもちょっとビックリしてた。
ビックリのおすそ分けに成功。

あとカニ食べる時って必ず無言になるよね。

レストランでもカニを食べてるテーブルだけ
黙々と作業の様に食事してましたよ。

あの現象は世界共通なんだなと発見。

カニを黙々と食べていると店員さんが
新しいメニューを持ってきました。

メニューを覗き込むとサテ(焼き鳥)。

海鮮料理の専門店なのにサテもあるのか。
そういや他のテーブルでもサテがあるのを
いくつか見かけたな。

魚でこんなに美味しいならサテも
さぞ美味しいに違いないと確信し注文。
ディナー14詐欺サテ
速攻で出されるが
食べるとそんなに美味しくない。

ていうかこれだけお皿じゃない。

なんだこれ。

状況が飲み込めないでいると
持ってきた店員のお姉さんが
その場でサテの料金を請求してきました。

いや、お金は他の料理と
まとめて払うんでしょ?

あ。
なるほど。

どうやらこの店員さん、
他の店の人間なのに人気店に
潜り込んではそこのメニューと
思わせてサテを買わせてるらしい。

他のテーブルにあったのは
みんな騙された上に不味かったから
残していたのか。
納得。

品質のクオリティを上げるんじゃなくて
擬態のクオリティを上げる事で
活路を見出したのか。

これが生存競争ってやつか。

どうかサテを売りにきたお姉さんが
おろしたての靴で水溜りに
ハマりますようにと切実に願う。
お腹いっぱいになって退店。

帰り道にコンビニに寄って
水とココナッツアイスを購入。

アイスを食べながらホテルに帰ります。
ココナッツ風味が強くて満足する味。

ホテル到着後、部屋に戻り
冷蔵庫に水を入れようとしたら

昨日買ったココナッツプリンを発見。

躊躇なく食べます。

急にココナッツ地獄。
幸せ。

今度こそ水を入れそうとしたら奥から
更にチョコタルトが登場。

なにこれホテルからのサービス?


あぁ。
そうだ2日目の夜に食べようとして
昼にホテルで買ったヤツだ。

寝る時になんか忘れてると思ったのは
この事だったんだ。

まだ3日しかこの部屋に滞在してないのに
既に冷蔵庫の中身が把握
出来なくなってるのはちょっと問題かなと。

『出てきたものは仕方ない』
と独り言を言ってから即完食。

食べながら、ふと
『家の冷蔵子は留守番できてるかな』
と急に不安になってきました。

これがホームシックってやつ?

流石に食べ過ぎたので
ジムで軽く汗を流してから
サウナに入り部屋に戻ります。

自分の雨男パワー復活を感じる一日でした。

懐かしさすら感じたもん。
『そうそう、これこれ。この間の悪さ』
って。

明日はサピ島ツアー。
船で早めの出発なので
今夜はバーには行かず素直に寝ます。


火垂るの墓の夢を見ませんように。