電車内で一夏の思い出イベントが発生した話

昨日の東京は最高気温39度だって!

そんで最低気温が28.5度だって。

でも28度ってそんな低くないよね。

なにその
『最高で金、最低でも金』
みたいな気温。

谷亮子さんリスペクトなの?
神様。

電車内で一夏の思い出イベントが発生した話



オーケー神様、
ちょっと確認してもらっていい?

暖房、オンになってない?

こんな暑かった?
夏ってこんな毎日クライマックス感あった?

どんなにシーブリーズを塗っても
火照った身体が冷めやしねぇ。


もうシーブリーズを
ラッパ飲みしたくなるレベル。


これじゃ本当にぶっ倒れるよ。

数ヶ月前は
『夏が待ち遠しい』
やら
『早く夏にならないかな』
とかノンキに言ってた自分を殴りたい。

殴ってから説教したい。

夏本番をナメるな、と。
お前気温38度でも同じ事言えるのか、と。

そして説教が終わってから
改めて殴りたい。

だって38度ってアンタ、
体温が38度の人に抱きつかれてごらん?

休めよ。
寝とけよ。
無茶すんなよ。

ってなるじゃん。

そもそもそんな体温高い人間に接触する
機会なんてそうそう無いじゃん。

サウナでぶっ倒れた人を介抱する時くらいじゃない?

あとは深夜に高熱を出した子供を抱えて
病院を探しながら
『この子の命は絶対ッ
と呟く場合か。

これはこれでクライマックス感がすげぇや。


あ。
あったわ。

体温高めの人に接する機会。

しかも昨日。

用事があって本八幡レッスン後に
電車で長時間移動していたんです。

しばらくしたら、左隣に座っていた
50
代半ばくらいのサラリーマンが
眠り始めて僕の肩に寄りかかってきたの。

乱暴に起こすのも悪いので
座り直すフリして軽く肩を上げたら
『あ、すみません
と起きてくれたんだけど、
数分したら再び頭ガックンガックンしてんの。

完全に寝落ちする時のアクション。

案の定また僕の肩に寄りかかってきてさ。

その時点で席を立つって
選択肢もあったんだけど、
車内は結構混んでるし、
ここで立つと1時間近く
立ってなきゃいけなくなるのね。

仕方がないから2度目は
カバンの中身を漁るフリをしました。

しかしサラリーマン、
今度は結構眠りが深いらしく
なかなか起きない。

なので割と長時間カバン漁ってました。

周りから
『カバンからハトでも出すんじゃないか』
って思われるくらい漁ったよ。

ようやくサラリーマンも目を覚まして
『すみません
と座り直してくれて。

僕も
『いえいえ』
なんて答えてそこは終わったの。

そしたらまた数分後、
肩に寄りかかってきてさ。

3
度目のモーニングコールは
【電車がすごい揺れた風】
に身体を揺らしました。

これは1発で起きてくれた。

起きてくれたんだけどね。

サラリーマン、
『すみません、少しだけ
と言ってガッツリ僕の肩に
頭乗せてきたんです。


マジか。
なにそれアリなの?

それって完全にカップルがやるヤツでしょ。
完璧に青春ど真ん中なヤツじゃん。
【ひと夏の思い出的なイベント】
と言えばそうなのか?
いや違うよな?


なんて予期せぬ展開に混乱してたんだけど、
貸してやったよ肩。

あんな返しされたらなんも言えねぇ。
つーかなんも出来ねぇ。

仕方ないので、僕も目をつむり
『僕は今高校生で、
肩にもたれかかっているのは
友達以上恋人未満の
気になるあの子なんだ』
とこの状況を無理矢理にでも
青春の1ページにしようと
自己暗示をかけていました。

でも僕の気になるあの子、
父親のような匂いや
時折イビキするんだけど。

あと超体温が高い。
すげぇ熱い。

気になりすぎ。

その度に現実に引き戻されてたんだけどね。

やっぱりサラリーマンはサラリーマンだよ。


あの子は僕の目的駅の
2つ手前で下車し、
僕もしばらくして下車しました。

車外に出て、まだ熱気の残る
夕暮れの空を見上げながら
『あの子、体温高かったな』
と呟きました。

電車内で一夏の思い出が出来たし。

だから皆んな、この暑さを
『学校帰りに電車内で
あの子(あの人)が
疲れて寄りかかってきてる』

って想像すると良いよ。

あと電車内で隣の人が寄りかかってきた時も
この妄想でなんとか乗り越えられるから。

問題はやっぱり未解決だけど。