マレーシア旅行記:第八話

マレーシア最終日

地獄で赤鬼にコンガリ焼かれるという
フルスロットル悪夢を見て起床。

豚の丸焼きってわかる?
あんな感じ。

やはり予想した通りのパターン。

昨日は背中の日焼けが痛くて
あまり眠れなかった。

時計を見たら7時。
ホテル最終日
明け方に雨降ったみたい。

今日でマレーシアも最後です。

ここで二度寝をしては勿体無いので、
ささっと身支度をして散歩の準備をします。

帽子を被ると再び激痛。
どうやら頭皮も日焼けしてたみたい。

何やってもどっかしらヒリヒリするから
なんかいっそのことフテ寝してやろうかと
思いました。

ぐっと踏みとどまって出発。
ホテル周辺で撮影スポットを探します。

撮影場所散策2
撮影場所散策
朝食の時間だから混んでるね。
海外のこういう風景大好き。
撮影場所散策4
撮影するにはちょっと人増えてきたかな。
船着場撮影
セントラルマーケット横の船着場に
ちょうど良い空間を見つけたので軽く撮影。
良い漁船
奥の漁船がいい味出しています。
工事現場撮影
さらに近くに良いスペースを発見。
工事現場撮影2
ここでも撮影。

順調に撮影していたんだけど、
日が昇るにつれてどんどん気温が上昇し、
暑くて踊れる状態じゃなくなってきました。

もう汗だく。

『僕、海外で何やってんだろ』
と感じ始めてきたので
撮影を切り上げてジュースを購入。
冬瓜ジュースココナッツ味
WINTER MELON
ってことは冬瓜だよね。

甘くなさそうだってことで飲んだら
見事にココナッツの味しかしません。
あとすげぇ甘い。

僕の知ってる冬瓜と違う。

一旦ホテルに戻り、シャワーを浴びてから
今度は朝食を食べに屋台街に出発です。
トムヤムラーメン店内
トムヤムラーメン
アジア旅行に来たら毎回食べる
トムヤムラーメンを注文。

もう見た目が赤いっつーか辛い。

めちゃくちゃ美味い。
そしてやっぱりめちゃくちゃ辛い。

滝のように汗が出る。

というか一口食べるごとに
頭から水が出るオモチャみたいになってた。

そんなオモチャ見たことないけど。

あまりに辛いので
ココナッツジュースを注文。
トムヤムラーメン ココナッツ
店員さんがその場でココナッツを
捌いてくれます。

超さっぱり。
トムヤムラーメン猫
さっぱりついでに
なんかチッコイのが来ました。

お腹が満ち足りたので、買いそびれていた
香辛料やインスタントラーメンを
を求めてセントラルマーケットへ
向かいます。

広い店内のどこに商品があるか分からず、
店員さんに英語で話しかけると
『英語で話せ』
と即答されます。

今君が聞いていたのが
僕に出来る精一杯の英語なんだけどね。

頑張って英語をゆっくり話すけど
なかなか伝わらない。

気がつくと僕の周りには他の店員さん達も
4
5人集まってきました。

側から見たら完全にカツアゲされてる
日本人にしか見えないんだけど。

『オーケーオーケー』

店員さん達とヤイヤイやっていたら
突然奥から自信満々の女性が登場。

雰囲気的には彼女、
『ここはアタイに任せな』
的なオーラを出してましたね。

彼女はきっと日本語がわかるのだろう。
地獄に仏、マレーシアに神様だ!

もし、この先
【貴方は神を信じますか?】
とインタビューされたら
【マレーシアで見た】
と僕は答えるよ!

しかし彼女、日本語どころか
聞きなれない言葉で突然ハイスピードで
話し出してさ。

彼女が一通り話し終えてから
『ソーリー。アイキャントアンダスタン』
と答えると
『アーユーコリアン?』
と質問されました。

『ノー。アイムジャパニーズ』
と答えると彼女はめっちゃ大きな
舌打ちをしてどこかへ行ってしまいました。

グッバイ神様。

去って行く彼女を指差しながら店員さんに
『スタッフ?』
と聞くと
『ノー』
だって。

なんだったんだろうか。

その後、何人か他の店員さん達にも
協力してもらったんだけど
彼らはものすごい訛りの強い英語のため
何を言ってるかわからないし、
僕の英語もレベルが低いから
何を言ってるのか伝わらず
一向に買い物が進展しません。

お互いに膠着状態。

最終的に店員さんの1人が近くの棚にあった
商品をおもむろに手にとって
『ディス ワン』
と渡してきました。

僕の探していものと明らかに違うんだけど。

だって僕が聞いたのは
【レッドフライドオニオン】
なのに、店員さんが渡してくれた
商品のパッケージにはどう見ても
カニの絵が描いてあるんだけど。

あってんの【レッド】の部分だけじゃん。

だけど僕も大人です。

『イエス!ディスワン』
と答えてカゴにいれました。

お互い泣き寝入りという形で解決(未解決)

マレーシアで
【妥協】
というものを身をもって学習しましたよ。

その後自力で8割がた目的の商品を見つけ、
そしてカニの商品はこっそり棚に戻し、
今度は精算するためレジに行きます。

もうあとは清算だけだから
トラブルも何もないだろう。

カゴをレジに乗せたら
可愛らしい女性の店員さんが
1つ1つバーコードを読み取っていくの。

だけど1つだけ何度トライしても
読み取らない謎の香辛料があってさ。

お姉さんが他のレジの手が空いてる仲間を
呼び何やら話してるが解決しない。

やがてどこかに電話をかけだして
商品名を説明していたけど
やはり解決しないの。

その内、店員さんの1人が手持ち無沙汰に
なったのか急に香辛料の小瓶を
マラカスの様に振り出して
ビートを刻み出してさ。

別の子も別の香辛料の小瓶で
別のリズムを刻み出して。

なんかね、
『ちょっとー。マレ子も振ってみなよー』
『えー、シア美みたいに出来ないよー』
『大丈夫だって!勇気出してやってみ!!』
『じゃあちょっとだけ
『違う違う!こう振るの!』
『こう?』
『そう!できるじゃん!!』
『あ、楽しいかも』
『でしょ!!』
『私を忘れてもらっちゃ困るわね』
『『ボルネオ先輩!!』』
みたいな感じで店員さん達で
軽いセッションになってた。

もうちょっとで誰か踊り出して
【ラ・ラ・ランド】
的な展開になるかと思ったよ。

つーかその小瓶、もう僕のだろ。

しかし何も言えないのでレジの向こうで
楽しそうに小瓶を振るお姉さん達を
微妙な笑顔で見守ることしか
出来ませんでした。

今日も割と無力だな僕。

なんとか謎香辛料の値段が判明し、
無事に精算終了。

タイガービールをコンビニで買い、
呑みながらホテルに戻ります。

今回の旅行でこの買い物が一番疲れたよ。

再びシャワーを浴び部屋で一息ついて
時計を見たら12時過ぎ。

旅行中はいつも時間の流れが速いね。

急にお腹が空いてきたので
チキンライスを食べに
チャイニーズタウンへ出発。
帰り道
晴れてきた!
トランスフォーマー
ここにもオートボットが
バンブルビー?
チキンライスお店
チキンライス
このお店で食べたチキンライスが
めちゃくちゃ美味しい。
というか日本人の舌に合った味付けだった。
チキンライス kokonatu
ココナッツプリンも滑らかで美味しかった。

しかし村で買ったプリンの方が
ココナッツ風味が強くて僕好みだったかも。

タクシーを拾いホテルに戻ります。

あと1時間で日本に帰るのか。

最後にもう一度だけシャワーを浴び、
部屋で買い溜めてたタイガービールを
飲み窓からの景色を眺め旅を振り返ります。

本当に楽しかった。
充実した旅行だった。
ダンスの撮影はもちろん、
天気も上手い具合に晴れてくれた。
美味しい料理もお腹いっぱい食べられた。
念願のテング猿も見られた。
大量のホタルも見られた。
人生初シュノーケリングも体験出来た。
不思議な香辛料も沢山買えたし、
現地のアイスもいっぱい食べた。
全部ココナッツの風味だったけど。

時間が来たのでホテルをチェックアウトし、
タクシーで空港へむかいます。

雨がポツポツと降り始めてきました。
雨男らしい旅の終わり方だね。

マレーシア最後の夕日は見られないかも。
残念。
この国の夕日が好きだったのに。

コタキナバル空港に着くと
空は晴れていました。

この国の天気は変わりやすいなぁ。

離陸した飛行機の窓から
コタキナバルの島を見下ろすと
夕日で赤く照らされた街に
大きな虹がかかっていました。
虹
ああ、そうか。

雨が降らないと虹はかからないんだ。

毎回虹がかかるとは限らないけど、
キレイな虹を見るためには
冷たくてジトジトの雨が降らなきゃ
いけないんだよな。

うまく言えないけど、
きっと人生ってそういう事なんだろうなと
納得。

最後の最後に、かなり大きい
人生のヒントを得た気がしました。

この夕日に照らされた街を、
そして大きな虹のアーチを
僕はずっと忘れないだろうな。

この虹のアーチをくぐって
今回のマレーシア旅行記はお終いです。


今回も収穫の大きい旅行でした。

ダンス面よりもデザイン面の方が
良い影響うけたね。

あと雨も多かった。

でも、そのおかげで雨上がりの
路地裏で撮影できたのは
デカい収穫だったなぁ。

近いうちにダンスムービー路地裏編
を乗せるから楽しみにしていてね。

あと旅行記が12月前に終わって良かった。

10
月終わりの話を12月ギリギリまで
引っ張るってどうゆう事だよ。


いつもの調子で書いてたらきっと
30
話くらいいっていたからね

ガリバーもびっくり。


次回のブログからいつも通りの
普通に生活しているだけで
いろんな出来事やユニークな人々に
(不本意だけど)巻き込まれていく
内容に戻ります!


では!

マレーシア旅行記:完