マレーシア旅行記:第四話

3日目
火垂るの墓の夢を見てドンヨリ起床。

そうか昨日のホタルか。
テングザルじゃなくそっちが出たか。

時計を見たら6時半。
カーテンを開けたら外は小雨。

今日は特に目的地を決めないで
市街をブラブラ撮影しようと思ってたのに。

仕方ないので雨が止むまで
ホテル内のジムでトレーニング。

7
時半には雨も止んだので
朝食前に軽く周辺を散歩です。

ちょうどホテルを出たところで
『ちょっといいー?』
と声をかけられてさ。

マジかよ日本でも英語で声かけられるのに
外国でも日本語で声かけられるのかよ。

日本語?

振り向くと杖をついた白髪の女性が2人。
どうやら日本人。

あぁ、同じ日本人だと声かけやすいからね。

『このヒルトンの文字を入れて
写真撮ってくれる?
自分で撮りたいんだけど、
私膝痛くてしゃがめないの』
と早口でお願いされたので
『あ、大丈夫ですよー』
即答したら
『あら、あなた日本語上手ねー』
と感心されました。

どうやら僕を外国人だと思ってる?
僕が日本人だから声かけた訳じゃないのか。

でも僕を外国人だと思った上で
早口の日本語で真っ向勝負してきたの?

なにその退かず下がらずの精神。
サムライスピリッツ?
これがヤマトナデシコ?

僕も見習わなきゃ。
そう思いながらパシャリ。

『写真撮れましたよー!確認しますか?』

『ありがとねー!大丈夫よー!
あなたもここ泊まってるの?』

『はい。ちょっと散歩に行こうと思って。
雨が止んで良かったですね』

『あなた本当に日本語が上手ね。
お仕事で来たの?』

『えぇ。仕事と遊びの両方です。
遊びがメインですけどね』

『ほんっと日本語が上手いわ。
いつか日本にもいらっしゃい。
良い所だから』

この人、絶対に僕をまだ
【日本語が上手な外国人】
だと思っているよね。

なんかもう
「僕も日本人ですよ」
とか言うタイミングを逃しちゃってさ。

最後の方は
『あ、わワカリマシータ。
イツカ、イキタイ、オモウ。
ニホン、スキ』
って
【外国人だけど日本語が上手な人】
という役を演じました。

なんだこれ。

今回の旅で僕の芸にも
無駄に幅が出てきました。

【英語が下手な日本人キャラ】
から
【日本語が上手な外国人キャラ】
に成長です。

でも結局は英語が喋れないままだから
何も得ていないし何も成長していないけど。

本当に無駄な幅だ。


そもそも、あんだけ会話して一言も
『あら日本人なのね』
という言葉が出ないってどういう事だ。

顔はどう見ても日本人だよね?
てことは僕、実は日本語が下手なの?

周りの人達は僕を傷付けないように
気を遣って悟られないようにしてるの?

だとしたらなにその優しいウソ。

まさか異国の地で自分の日本語(母国語)の
クオリティに自信が持てなくなるとは。

よく
『海外に行くと自分を見つめ直す』
とかみんな言うけど、
見つめ直すとか悠長なこと
言ってられないレベルだから。

もう自分を疑うレベル。
僕の国籍は日本で良いんだよね?OK


て事で。

自分探しにホテル近辺を散策です。

まだホテルの敷地内から出てないのに
なにこの文章量。

大丈夫?
ちゃんと日本語書けてる?

ていうかマレーシア関係ないよね
今回の内容。

本当に大丈夫?(再確認)



想像以上にブログが長くなったので
続きはまた次の更新で!!